2025/05/27
レポート:構造塾塾長・佐藤実氏による公開セミナー「能登半島地震から学ぶ南海地震に備えた木造住宅の耐震補強と微動探査」
こんにちは!店長の梶原です!
九州は早くも梅雨入りしたようですが、
四国もそろそろかなと思う、
今日この頃のお天気。
5月21日に、しこちゅーホールに
構造塾のYouTubeをはじめ、
構造計算で有名な
佐藤 実 先生をお迎えして、
「能登半島地震から学ぶ南海地震に備えた木造住宅の耐震補強と微動探査」
と題してご講演をいただきました。
能登の地震後に、現地調査もされている佐藤先生から、
能登の地震被害を受けたたくさんのお家の写真を見せていただきながら、
南海地震にどう備えるか、耐震補強のことなど、
たくさんお話をいただきました。
南海トラフ地震について、地震対策は
車のエアバッグのように、
標準搭載されていないといけない。
また、新耐震住宅、2000年基準の住宅、
そして耐震等級3のお家、
それぞれ、能登の地震や熊本地震における被害状況をお示しいただきました。
そして、2000年基準の家というのは、
大きい地震に一度は耐えるかもしれませんが、
地震後に住み続けられなかったケース、
修繕をあきらめて解体されたケースなどがあるとのことでした。
そして、
耐震等級3のお家は地震後も住み続ける事ができている、
ということも、データでお示しいただきました。
印象的だったスライド
”なぜ「人間」が命を落とすのか
自分たちがつくった家が倒壊するからです”
耐震等級3で、倒壊しないお家を作る。
これが当たり前となって、
四国中央市のお家の耐震化が100%になるように、
私たちは今後も、地震に強い家づくりをさらに
広めていければと思います!